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海外のエアガン弾速表記と制限

しりうすです。

 

海外のエアガン通販サイト等を見ていると、しばしば「FPS」という表記を目にすると思います。First-Person Shooterゲーをよくやる自分としては毎度反応してしまう単語ですが、これは"Feet Per Second(フィート/秒)"を指します。つまりはBB弾の弾速の単位なのですね。

換算なんかしなくても覚えてしまえ

フィートはいわゆるヤード・ポンド法の中の単位の一つ。この差異はアメリカ人が「ポケモンGOヤード・ポンド法じゃなくてSI基本単位使ってる…」と苦戦していたのが記憶に新しいですね。

そんなフィートはメートル換算すると 0.3048メートルというなんとも微妙な単位。換算するのがちょっと面倒くさいので、日本の銃刀法に触れない上限の弾速を覚えてしまいましょう。

 

以下にジュール換算表を示します。

http://cdn2.bigcommerce.com/server4600/78737/product_images/uploaded_images/airsoft-fps-chart.gif

www.airsoftmaster.com

ここで我々が気にしなければいけないのは「Joules(ジュール数)」ですね。日本の銃刀法では0.989Jを超えるものは準空気銃となり、銃刀法違反で逮捕です。

色のついたマスの中にあるのがジュール数なので、もっとも0.989に近い数値を見つけてみましょう。左右のマスは弾が軽く、右へ行くほど弾が重いときのジュール数です。

0.2g弾のときは320FPS、0.28g弾のときは270FPSが表を見た限りでのギリギリの値ですね。厳密には321.522feetが98mですが、20g時は「320」で覚えておくのがキリも良いでしょう。

意外と厳しいイギリス

海外のエアガン事情になると「時速130m/sくらい出して遊んでるんだろ?こえーな」とか言う人を見ますが、それは国によりけり*1。イギリスだとフィールドによっては0.2g弾で350FPS(106m/s, 1.14J)でもOKなところもあれば、290FPS(88.39m/s, 0.78J)に制限されているところもあるようです。

濃い黄緑色はアメリカ合衆国カリフォルニア州内の「ほとんど」で認可されている範囲です。「ほとんど」なのでダメなフィールドもあるようです。

英語版のwikipediaの引用になりますが

(前略)... but projectiles expelled from any type of airsoft guns can travel as low as 65 ft/s (20 m/s) to more than 700 ft/s (210 m/s) and are capable of breaking skin at 300 ft/s (91 m/s).

(300FPS(91m/s)以上になると直撃で皮膚が割ける可能性がある)

という表記があるので、*2怪我のことを全く考えてないなんてことは決してない。これは頭に入れておきたいですね。

銃社会ってのもあるかも知れないけど…

速度制限の上限について、「海外は銃社会だからな」という話も良く聞きます。確かに日本は投射物に対しては色々厳しいですが、別に海外だからヌルいというわけでもないのだと思います。

例えば先日貼った東京マルイM870ダブルバレル改造の動画ではHigh Ground Airsoftというフィールドが舞台でした。

sirius.hatenadiary.com

これ、結構広いフィールドですよね。ヘタしたら日本の屋外フィールドでこれより狭いところありますよね多分。室内でさえこの広さですから、屋外フィールドはもっと大きい。

そんなフィールドで0.989J制限がかかっていたら、どうなるか…おそらくかなりホップアップをかける必要があったり、0.25g、0.28g弾を諦めなければいけなくなるかも知れません。

従ってあちらの弾速の上限が日本より大きいのは、「この環境で楽しむにはこれくらいなきゃダメなんよ」と考えた上でのルール設定なんじゃないかなと思ってます。日本では法律で決まってしまったので今更どうにもできませんが、○○平方メートル以上の広大なフィールドではローカルルールで1.2J解禁みたいな柔軟さがあったら、サバゲーはまた違った楽しさがあったのかなと妄想したりしたのでした。

 

おわり

*1:っていうか130m/sなんて見たことないわ!

*2:Airsoft gun - Wikipedia, the free encyclopedia