3Dプリンタリモート化計画

3Dプリンタを購入してから思っていたことですが、自分のCR-10は作業用PCとは離れた位置に置いてあるためモデリングしたあとのデータの移動が若干面倒でした。

CR-10が受け付けるデータ用端子はmicroSDとUSB-mini Bの2種類のみ。PCとCR-10の位置は2mほど離れているので、それを繋ぐためにわざわざUSB-B ←→USB-mini Bという最近あんまり見なくなったような気がしないでもない組み合わせのケーブルはどーも買いたくなくて…

なんとかリモートできないものかな~と探していたところ1週間ほど前にこういうものを発見しました。なんでも、Raspberry pi3Dプリンタのコントローラ化することができるとのこと

https://octoprint.org/

自宅には宅鯖に使うこともなくホコリを被っていたRaspiがあったため、早速ぶちこんでやった。導入手順はこちら、全部英語だけど動画付きだしいけるやろ https://www.youtube.com/watch?v=MwsxO3ksxm4&feature=emb_title

LANからgcodeの送信、モニタリング、etcと多機能なOctoPrint

 

ブラウザ経由でプリントするgcodeの対象を見たり、出力の残時間のチェックができます。実に素敵。もちろん適切なセキュリティ設定を行ってしまえば自宅の外からでも指示を出すことができる…けど現状は考えてないので公開はLAN内のみにしてます。失敗してやたらフィラメントを浪費する物体を出力させられるのもアレだし。

加えて、なんとwebカメラを接続することで出力の過程をタイムラプス形式で閲覧することもできるらしい。生憎いい感じのwebカメラおよび固定する手段がないので(3Dプリントすれば良いと言えばそうだが…)これもまだ行っていないです。

ですが椅子から離れることなく3Dプリンタが出力を始めるのは、なんつーか良いものですね。

欠点

OctoPrintを導入してからmicroUSBを抜き差しする手順が消えた・自宅の中ならベッドの中でもトイレの中でも出力指示ができるようになったのは最高ですが、まだ解消しなければいけない事項がありました。3Dプリンタ自体の電源on/offです。

3Dプリンタを他に持ってないのでCR-10固有なのかは知りませんが、電源をつけるとファンが結構な音を出してスタンバイ状態に入ります。これが結構うるさい。そしてOctoPrintは…当然といえば当然ですが3Dプリンタの電源自体を入れることはできません。

なので先日唐突にArduinoクローンを購入しました。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06Y5TBNQX/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

本家の1/3の値段ですよ驚異的です。家にサーボモーターが転がっていたので、これを使ってスイッチをon/offできる何かを作れないか考えています。

基本機構が出来上がったら次はbluetoothモジュールもつけて、実質無線でon/offと出力の指示が出せるようになったら最高だなぁ…