bluetoothでモーター制御成功のまき
今日の未明には出来ていたのだが、とりあえず進捗を貼ると…
bluetoothでサーボモーター動かせた!テンション上がってきた pic.twitter.com/qXZTzAnfIi
— しりうす (@SiriusArc7) 2019年12月25日
遠隔操作の実現
とまぁ動画の通りサーボモーターを遠隔操作することに成功しました。思えば自宅内でのリモート化はOctoPrintだけではなくNature Remoを導入していたので、その延長線上と思えば自然な行為だったのかも。とはいえ、簡単なものでも自分で実現できたのは極めて嬉しいものです。
次の目標はおそらく、しばらくは3Dプリンタにモーターを固定する方法の模索になるかなぁ。実はあともう一個作りたいものはあります…が、これは固定方法を出力している間にでも色々考えてみたいと思います。
とにかく、メチャ楽しいです今。働いてないけど。(来年から仕事探しますたぶん)
サーボモーターで色々やったが挫折しかけている話
前回の記事の文末で、arduinoクローンを注文したので~という話をしました。実際、家にサーボモーターが転がっており故障も特になかったのでスイッチを押したらウィンウィンするものを作りました
あとでBluetoothでこれを操作できるようにしたい pic.twitter.com/2m4oJnZNtL
— しりうす (@SiriusArc7) 2019年12月22日
bluetoothモジュールが届くまでに、これを3Dプリンタのon/offに使えないか色々考えていました
固定が難しい
CR-10の電源スイッチはよくあるシーソーのような形式の電源スイッチ。英語ではRocker switchですね。ロッキングチェアのごとく片方に傾くやつです
これをサーボモーターで押せたら、いちいち3Dプリンタの裏側のスイッチを押すこともなく電源を入れたり落としたりできるわけです。…が、かなり苦戦しています。
まぁなんかごちゃごちゃ描いてますが、つまりはモーターの固定する手段がないためにうまく押せないのです。しかも3Dプリンタはメタルラック上に置いているので結構隙間があるためにうまいこと固定ができないのです。
今からちゃんとしたテーブルを買うのも億劫ですし、メタルラックの汎用性は手放したくない…
そもそも両方押せなくてもいいのでは?
また、サーボモーターの性質…というか電源スイッチの性質?にちょっと苦戦しています。うまいこと円運動ではon/offの両方を押す方法が思いついていません。楕円状のギアを別途作ってうまいこと出来ないか試行錯誤してみましたがon/offの押しが甘いか、その中央部で引っかかってしまう…
よく考えてみたら、3Dプリンタですべての工程が自動化できるかと言うとおそらく無理。というのもヒートベッド(自分はその上からマスキングテープを貼ってます)に出力したものを剥がすのはどうやっても人力。そして、「今日はもう出力するものなさそうだなー」と思ったら自分で手をCR-10のコントローラー背面に伸ばしてoffにしていることを思い出しました。
これ、offは自動化しなくて良いんじゃね?
onだけリモートにすることに専念してみることにした
ということで今現在はサーボモーター1個でRocker switchのonだけできるようにすべく色々試しにプリントしてはあーでもないこーでもないを繰り返しています。offに関しては、まぁ例えばヒートベッドが10分以上動いてなかったら検知してoffにするとか、そんな感じのものを後日作ることにして考える項目を一個減らします。
固定、どうしようかなぁ。本体にがっしり固定できるようにネジ穴でも作…ハコを開けてどこを開けていいかチェックしたほうがいいな…
3Dプリンタリモート化計画
3Dプリンタを購入してから思っていたことですが、自分のCR-10は作業用PCとは離れた位置に置いてあるためモデリングしたあとのデータの移動が若干面倒でした。
CR-10が受け付けるデータ用端子はmicroSDとUSB-mini Bの2種類のみ。PCとCR-10の位置は2mほど離れているので、それを繋ぐためにわざわざUSB-B ←→USB-mini Bという最近あんまり見なくなったような気がしないでもない組み合わせのケーブルはどーも買いたくなくて…
なんとかリモートできないものかな~と探していたところ1週間ほど前にこういうものを発見しました。なんでも、Raspberry piを3Dプリンタのコントローラ化することができるとのこと
自宅には宅鯖に使うこともなくホコリを被っていたRaspiがあったため、早速ぶちこんでやった。導入手順はこちら、全部英語だけど動画付きだしいけるやろ https://www.youtube.com/watch?v=MwsxO3ksxm4&feature=emb_title
LANからgcodeの送信、モニタリング、etcと多機能なOctoPrint
ちょい前に作ったPCケースのネジ用ツールを持ちやすくしたverの試作をモデリングした。
— しりうす (@SiriusArc7) 2019年12月17日
ついでにOctoPrintをRaspberry Piに入れたのでローカルLAN経由でgcodeファイルを転送してみたぞ pic.twitter.com/2tcqXRV4Mm
設定温度に到達したのでプリントが始まった pic.twitter.com/LdRbWZVgbn
— しりうす (@SiriusArc7) 2019年12月17日
えっすげぇ、今どこプリントしてるかわかるの pic.twitter.com/z9tSk4PTtb
— しりうす (@SiriusArc7) 2019年12月17日
ブラウザ経由でプリントするgcodeの対象を見たり、出力の残時間のチェックができます。実に素敵。もちろん適切なセキュリティ設定を行ってしまえば自宅の外からでも指示を出すことができる…けど現状は考えてないので公開はLAN内のみにしてます。失敗してやたらフィラメントを浪費する物体を出力させられるのもアレだし。
加えて、なんとwebカメラを接続することで出力の過程をタイムラプス形式で閲覧することもできるらしい。生憎いい感じのwebカメラおよび固定する手段がないので(3Dプリントすれば良いと言えばそうだが…)これもまだ行っていないです。
ですが椅子から離れることなく3Dプリンタが出力を始めるのは、なんつーか良いものですね。
欠点
OctoPrintを導入してからmicroUSBを抜き差しする手順が消えた・自宅の中ならベッドの中でもトイレの中でも出力指示ができるようになったのは最高ですが、まだ解消しなければいけない事項がありました。3Dプリンタ自体の電源on/offです。
3Dプリンタを他に持ってないのでCR-10固有なのかは知りませんが、電源をつけるとファンが結構な音を出してスタンバイ状態に入ります。これが結構うるさい。そしてOctoPrintは…当然といえば当然ですが3Dプリンタの電源自体を入れることはできません。
なので先日唐突にArduinoクローンを購入しました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06Y5TBNQX/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
本家の1/3の値段ですよ驚異的です。家にサーボモーターが転がっていたので、これを使ってスイッチをon/offできる何かを作れないか考えています。
基本機構が出来上がったら次はbluetoothモジュールもつけて、実質無線でon/offと出力の指示が出せるようになったら最高だなぁ…
3Dプリントするにあたって私のやっていることはCADなのかどうか
お久しぶりです。
自分でwordpress建てたりなんだりしてましたが、自分で管理するの面倒だし記事も全然書いてなかったので戻ってきました。
3Dプリンタ楽しいよ
最近3Dプリンタを買って色々出力していて非常に楽しいです。
直近で作ったのはこんなの
ケースねじまわし改良版
— しりうす/C4LANお疲れさまでした (@SiriusArc7) 2019年12月18日
1枚目左が今回作ったやつ、右が前。前のは指をかけるところがシャープで痛かったので、そのまま円柱にしてやった。 pic.twitter.com/lKIBZaLCY8
モデリングにはblenderを使っていますが、他の候補としてよく上げられるFusion 360を見てふと思ったことがありました。
Fusion 360はCADにも使えるということで産業界にも使用されているそうですが、「そもそもCADってなんだ?」という疑問が浮かびました。
CADってなんなん
自動車、機械や家具の設計にFusion 360を始めAutodesk CADなどの製品が使われていることは知っていたのですが、何をするとCADになるのかイマイチわかっていませんでした。コンピュータで工業製品を作ることがCAD?すると趣味で自分の思うままにパーツを作る行為は…工業というにはちょっと規模が…規模の問題なのか?
外来語なので英語のwebページを参考にします。CAD向けの製品を作ってんだからAutodeskのページを見てみようじゃないか
https://www.autodesk.com/solutions/cad-software
CAD, or computer-aided design and drafting (CADD), is technology for design and technical documentation, which replaces manual drafting with an automated process.
んーまぁコンピュータによって援助・支援されたデザイニングをblenderで行ってはいるので大筋は逸れてない気がします?
とは言え、以下の説明を頂いて色々理解が深まってきた
モデリングはCADに入れていいと思いますよー。2D時代は図面だけでCADでしたけど、3Dになってからはモデリングと図面はセットになってますので( 'ω')
— ぎる@ヒビキチャンカワイイヤッターbot (@GILDEN_011) 2019年12月18日
がっちりのCADっていうより、3Dプリンタ用のモデリングならできますって感じですね。CAMはCAMで、モデリングの仕方によってパスが面の中に食い込んだり、傾斜面のギャップがでかくなったりと色々考えなきゃなのでめんどうでふ。
— すばる (@sbal1125) 2019年12月18日
確かに、3Dプリンタ"用"の図面設計をしているのです。3Dプリンタはあくまでプラスチックをニュルニュルしてそれを積み上げて立体にするため、精度に限界があったり、どうしても達成できないことがあります(サポートなしではアーチを作れない・作りにくいなど)。
CADに含まれることはやっている
CADに使われるソフトってどれもお高いのが多いじゃないですか。なのでblenderでタダでやってる自分はその行為に含まれないのじゃないかと勝手に思っていましたが、3Dプリンタ向けにやるモデリングはそれに含まれる、ということでなんか安心しました。
チョットCADデキル!ということで自信を持って生きていこうと思います。
【ネタバレあり】劇場版艦これ 感想
一ヶ月以上放置してました しりうすです。
今日の夕方ごろに少し時間が開いたので劇場版艦これを見てきたので感想を述べます。
ストーリー面 ☆☆★★★ まずまず
キマシ
ぶっちゃけ史実はそんな詳しくないのであっさりといきます
始まりは漆黒の海を駆ける第八艦隊*1のシーンから始まります。はなっからシリアスな戦闘シーンを入れてきて、旗艦鳥海が頭に切り傷を負い出血したので「おっ、これは期待していいか?」と少し心躍ったのを否定しません。
一連の戦闘が終わったのち、如月がドロップ…というか浮かんできて救出されます。艦娘は轟沈すると深海棲艦になり、轟沈させられると艦娘として復活するというのは二次創作で多く見られた設定ですが、一度沈んだ如月が地上にいながらも徐々に深海棲艦として侵食されていく様は真新しい設定だったように思います。
この段階で私の脳内では以下の2択が浮かんできました。
- 南方海域へ出撃した傍ら、泊地では完全に深海棲艦として覚醒した如月が破壊行動をするも、睦月が死に物狂いで制止したおかげで深海棲艦如月は意識を取り戻し味方として加勢→敵を全滅→「睦月ちゃん、私が私でいられるうちに私を眠らせて…」END
- 出撃した艦隊のピンチに如月が駆けつけ、窮地を脱出しつつ如月自身はまた会おうね的な消え方をしてEND
まぁ後者だったわけですが、予想がついてしまったことを映画の責任にするつもりはありません。
ストーリーのバランスが少し悪いなと思ったのが、吹雪メインなのか睦月/如月メインなのかちょっと不明瞭なところですね。アイアンボトムサウンドのラスボスは「もう一人の吹雪」でしたが、その解決方法には吹雪同士の戦闘があったわけでもなく説得…というか分かり合いでした。しかし劇中で一番感情を揺さぶったのは睦月/如月組の出会いと分かれ、そして再会です。結果的に吹雪の立ち位置がビミョーに思えました。
さらに問題なのは「映画でこういうシナリオが作れたのにTVでは何故そうしなかった?」という疑念が浮かんでくることです。TV版のことは忘れろ、というTwitterの声も見ましたが、TV版の視聴を前提としているこの作品で忘れるという選択肢は実質存在しえません。
したがって劇場版の評価は★3でありますが、TV版を含めた「映像作品としての艦これ」の評価は★1から★0.6に落ちました。デザートくらいしかまともに食べれないレストランの評価は低いです。
戦闘描写 ☆★★★★ 良い
鳥海がカッコ可愛い
序盤から夜戦描写があり、探照灯を用いることによる被弾のリスクが描かれており良好。最初の夜戦では鳥海がこめかみにつけた探照灯を破壊され、頭部に切り傷を負い出血します。別に血が好きとかではなく、轟沈してキャラクターを喪失するゲームにおいて出血一つないのは不自然ですからね。
比叡が好きということもあるんですが、頭から血を流している比叡が被弾のリスクを承知しながら探照灯を当てるシーンからは決死の覚悟を感じ取れてよかったです。その探照灯に応じて大和が「ありがとう」の一言で主砲斉射するのはジーンと来ました。パンフレットのP32-33にも描かれていて嬉しいですね。
吹雪を魚雷から庇うために、艤装を盾にして身体を倒し被弾する大和も良いシーンでした。中大破してろくに動けないのに砲撃で支援・撃破する勇姿も見ものです。
キャスト ☆★★★★ 良い
- ちゃんりな(日高里菜さん)作品でした。
- 種田梨沙さんは療養中もあってかおそらく1~3くらいしかセリフがありませんでしたね。明石の数セリフ程度
- 加古がちょこっと喋ってくれたので大井北上以外の声の大坪由佳さんの声を聞けたのは貴重でした。
- 藤田咲さんの時津風が非常によろしかったです。藤田さんの元気な声はこっちも元気にしてくれます。
- 小倉唯さん演じる時津風も登場。ただセリフそんなに多くなかったですね。
- 大和役の竹達彩奈さんが吹雪絡みで良く喋ってくれましたし、普段の温和な会話から上記の被弾後の気張った声と色々美味しく楽しめました。
- 比叡のセリフが多かったので東山奈央さんポイント上昇。
全体を通して ☆☆★★★ まあまあ
映像作品としての出来は及第点、むしろ良い部類だったように思えます。私の歴代アニメ映画のベスト10に入ることはありませんが、単体としての評価は決して悪くなく、むしろ順当なアニメ映画だったと評価しています。
珪素おじさん*2としてはどこまでハートをえぐってくるのかも少しは期待しましたが、結果的に如月が帰ってきたので「ここはそういう地平線の向こうなのか」と少し思いました。
他人に勧めるか? 条件付きYES
- TV版を見ている前提のアニメなので、TV版の終わり方にモヤモヤを抱いている人に限定して「お口直しとして」視聴しても良いのではないでしょうか。
- TV版を見ていないが、ストーリーは気にしないなら一つの映像作品として視聴しても良いと思います。作画崩れのようなものは見受けられませんでしたし、演出も良好です。
- TV版+劇場版をこれから全部見ようと思っている人には、そもそもTVアニメ版をオススメしないので二次創作で止めておくのが気持ち良いと思います。
終わりに
Twitterでは「映画の出来は良いから見てみろ」という呟きが多く見られたのですが、私としては「汚名返上のための映画」であるならば絶対に見たくないという気持ちでした。しかしそれは見る側の捉えようなのであくまでニュートラルな気持ちで見に行こうと決心したわけですが、思いの外悪くなかったですね。
とは言え、ブラウザゲームとしての艦これは正直やる気が全くしませんし、アーケードにも別段魅力を感じない(どうせなら回転率の高いbeatmaniaIIDXやります)ので劇場版で艦これに区切りを付けるというのも悪くないのかなと思ったりしました。
そういう意味ではスッキリとした終わり方になりそうな気がします。
それでは。
変則ルール: 人狼戦
3日ぶりです。しりうすです。
みなさんは「人狼ゲーム」ってご存知でしょうか?一昨年くらいから巷で聞かれるようになったかなーという印象がありますが、原典は「汝は人狼なりや?」というテーブルトークRPGです。
基本的には…
- プレイヤーを「村人」と、人に化けて村人を食べる「人狼」に分ける
- 人狼は全体の1~3割の人数に設定する
- 人狼は人狼同士がわかるようにする(全員目を閉じて、人狼だけ目を開けて確認する)
- 村人は人狼の全滅が目標、人狼は村人の全滅が目標
- 特定の個人が村人/人狼かを識別できる職人(役割)が1人いる
- その他必要に応じてルール追加
という、心理戦を主体にした遊びです。
これをサバゲーに取り入れるゲームモードがあります。…厳密に言うとGarry's MODというゲームの"Trouble in Terrorist Town"というモードです。日本にはGarry's MODは馴染みがなさそうなので「人狼戦」と表現したことをお許しくださいませ。
- 裏切り者を2名指定
- 探偵を1名指定: 探偵は死体の正体を判別できる(死体は「お前はテロリストか?」という質問に正直に答えなければならない)。探偵はゲーム開始時に自分が探偵であることを他のプレイヤーに開示しなければならない。
- 残りは罪のない一般市民
- 裏切り者はそれ以外の全滅が目的
- 探偵と一般市民は裏切り者の全滅が目的
- 裏切り者が他のプレイヤーに直接触る(ナイフで攻撃)することで、触られたプレイヤーは無言で死ななければならない
- セミオート(ハンドガンのみにすると雰囲気が大変よろしい)
- (場合によっては)一般市民を誤射した人はペナルティを負う
このゲームの面白いところは、サバゲーの歴や腕前があまり勝敗に関係しないことです。やっていることは結局、騙し合ったり信頼したり裏切ったりの心理戦。普通のサバゲーのように隠れて敵の行動を探っていると「なんであいつ一人なの?俺らをまとめて始末する気じゃない?」とかえって疑われたりするのがとても面白いところ。
"Milsim(ミリタリーシミュレーション)"という意味でのサバゲーからはかけ離れていますが、「サバイバルするゲーム」という意味においてこれほどサバゲーらしいゲームモードは無いのではないでしょうか。私はこのゲームモードは遊んだことがないので、次回の身内の貸し切りの際に提案してみたいと思います。
おわり
変則ルール: ジャガーノート戦
しりうすです。
みなさんは「ジャガーノート」ってご存知でしょうか?アメコミ好きな人はX-MENのキャラが浮かぶでしょうし、
Call of Dutyファンは重装甲歩兵が浮かぶかも知れませんね。
語源はヒンドゥー教の神様の名前だったりするのですが、今回ご紹介するのは重装甲歩兵の方。サバゲーには殲滅戦やフラッグ戦といったオーソドックスな試合形式の他に、様々なオリジナリティのある変則的なゲームモードが存在しています。
その中で、今回は「いつものサバゲーのやり方ではうまくいかない」スタイルのゲームモードのご紹介です。
ジャガーノートの目的
ジャガーノートに任命された人は風船を割られないと死なないだけでなく、圧倒的な弾幕を張るミニガンを装備しており、そのジャガーノートがスタートからゴール地点にたどり着かなければならないルール。つまり傭兵側の人間は、ゴール地点に到達される前に風船を全部割るのが目的です。
風船がミソで、ある程度の威力がないと割ることができません。当たりどころが悪いと至近距離でも割れないことがあります。つまり、傭兵には風船を割れる程度の距離まで近づき、逼迫した状況を戦い続ける度胸・根性が要求されます。
近づいたらジャガーノートのミニガンが圧倒的な連射力で威圧してくるので神風攻撃は至難の業。かと言ってミニガンも重さが15kg?ほどあるらしく、ジャガーノートがゴール地点まで走って行くのも困難を極めます。案外バランスは悪くないのかも?
変則ルールの楽しさ
こういった「条件付き無敵」が含まれるゲームは、ある個人が死なないのを良いことにゲーム展開がスピーディになりがちで非常にエキサイティングです。そのうちご紹介したい「ターミネーター戦」も鬼ごっこ感覚で死ぬほど楽しいです。
しかしながらフィールドの定例会ではこういった変則ルールはあまり開催されない傾向があります。誰でも参加可能な定例会は参加人数が多くなりますし、それだけフィールドを飛び交うBB弾も増えるため次第にプレイヤーの動きが鈍くなり膠着状態になりがちだったりするのです。
もしフィールドを貸し切る機会があったり、知り合いから貸し切りサバゲーのお話があったりして、もし主催の方が「ゲームのネタ切れ」で困っていたら色々と提案してみると良いと思います。ひと味もふた味も違ったサバゲーが楽しめることでしょう。
おわり