みんなのコレクションを見てみよう
しりうすです。
サバゲーに興味を持った人間は誰しも「自分はこの先エアガンを何本買うのだろう?」という疑問にぶつかることがあると思います。エアガンと言っても多種多様ですし、1つ買ってしまうと他のエアガンにも興味を持たずにはいられない人もいれば、悟りを切り開いて必要最低限の挺数まで断捨離する人もいます。
そこで参考になるのが、「他人のコレクションを見てみる」ことです。どれくらい銃が揃っているのか分かりますし、どの程度のスペースが必要なのかが一目瞭然です。
今回はコレクション動画のご紹介ですが、私が「やる気あんのか?」と感じたものは除外していますのである程度安心して見てもらえるかと思います。
最初にご紹介するのは"LevelCapGaming"のLevelCap。彼は既にサバゲーからは引退していますが、良質なサバゲー動画+レビュー動画が過去に投稿されています。サバゲー紹介動画として今後も数年は他人にオススメできるコンテンツです。
- 動画の長さは09:10
- ガンラックとしてメタルラックをまるまる2つ使用
- メタルラックなので地震などの転倒に強い
- エアガンの実用レビューも含むので一石二鳥動画
- プレートキャリアやBB弾も収納しているのですっきり
次の動画はこちら。フランス人サバゲーマーKhanSebの動画。
- 動画の長さは17:16
- 全部フランス語なので英語が読める人は字幕がおすすめ
- とにかく密度が凄い。
- 構えたときの様子がワイプで表示されるのでイメージがつかみやすい?
次は777MilSimの動画。動画の投稿本数はそんな多くないですが、ギアの紹介が多くてちょっと新鮮?
- 動画の長さは16:58
- ベッドの上に並べるアットホーム感。
- 最初にチェストリグやプレートキャリアの紹介。ちょっとめずらしいかも
- サムネイルはMAGPUL PTS MASADA AKM。レア物。
次の動画はAirsoft Mikeによる壁掛け動画。エアガンだけでなくギアや速度計のレビューまでやってるおもしろおじさん。
みんなたくさん持ってるけど
ご紹介した動画はどれもヘビーなサバゲーマーの動画ですが、ご覧になった後に何か気づいたのではないでしょうか?
そう、役割が被ってる銃を複数持ってる人が結構多いのです。なので「同じ役割の銃なんて複数要らないでしょ」という割り切りができるのであれば複数買う必要はないのです。あと他人の誘惑にも強いことも大事な条件ですね。私は他人の誘惑に弱いです。
おすすめはメタルラック
今はメタルラックにPCを載せているのでやっていませんが、LevelCap方式のガンラック作成を個人的にはお薦めしたいところです。特に工作スキルや荷重を気にせずエアガンを収納できますし、日本は土地が狭いので縦方向に収納できるこの方式は魅力的。壁掛けも省スペースではありますが、日本は地震が多いので私はちょっと不安を覚えたりします。
現実問題としてエアガンの数を揃えるのは場所も食うしお金もかかります。やろうと思ってもすぐできるものではありません。ですが、エアガンを買ったときの所有欲の満たされっぷりはかなりのものです。レプリカではあるけれど武器を揃える快感というものは少年の心をくすぐるものがあります。
「自分がガンラックを作るならこうしたいな~」と妄想したりするのも、サバイバルではないけどサバゲーの楽しみなんだなぁと気づいたりしたのでした。
おわり
コスタ撃ちdis動画
しりうすです。
サバゲーで使われる銃には色々あります。大雑把な分け方の一例としてAK系、M4系、狙撃銃、ハンドガン、SMG、LMGといった感じでしょうか?*1その中でもAK系・M4系ユーザはサバゲーマーの大多数であるのは周知の事実。それらの「ライフル」を取り扱うにあたって「ライフルの構え方」は永遠の議題だと思います。
サバゲーで取り扱う銃はぶっちゃけオモチャなので実銃のような反動はないため*2照準さえ合っていればそれほど深刻な問題ではないのですが、それでも「安定した撃ち方をするために」or「カッコイイ自分であるために」大事な議題であることには代わりはありません。
コスタ撃ち
クリス・コスタという人物がいます。かつてはアメリカ沿岸警備隊に所属し、現在は実弾射撃訓練教官を行っているサバゲーマーに人気の人物です。MAGPULダイナミクスの社長だったこともあり、MAGPULパーツが好きな方はクリス・コスタも好きなイメージ*3。そんな彼が行う独特の構え方「コスタ撃ち」がこちら。
ハンドガードをまるごと鷲掴みして撃つ方式ですね。それ専用のグリップアタッチメントもあるので、そんなカスタム品を見るとちょっと持たせてもらって真似してみたくもなります。
「コスタ撃ちはクソだからやめろ」
しかしそんなコスタ撃ちを否定している動画がありましたのでご紹介します。コスタ撃ちに対する否定意見をわざわざ動画にしてるのは珍しいなと思ったので。
- サバゲーに使えないこたぁねぇが、サバゲーはMilsim(ミリタリーシミュレーション)なんだからそんなアホみたいな構えはするな
- あれはスポーツ射撃用の構え方だ
- 元Navy SEALsの友人いわく「腕と肩が疲れる上に内蔵を守れない構えだから有り得ない」
- 腕と肩で左側の視界を遮る意味が全くない
実は自分も腕が疲れるのでコスタ撃ちをサバゲーでやったことはないです。まぁ上の動画でも「サバゲーに使えないことはない」とは言っているので自由なんですけど、少なくとも私は必要のない疲れ方をするのは嫌なのでやらない選択をとっています。
ぶっちゃけ内蔵が傷つくゲームではありませんし、エアガンは実銃より軽いです*4のであんまり細かいことを気にしなくても遊べますし、それがサバゲーの良いところなんですけどね。
私はどういう構えが好きなのかと言うと、ハートマン軍曹でおなじみのロナルド・リー・アーメイの構えが好きです。
ハンドガードを逆手で持つスタイル。ひと目で「は?」と言われる色物なんですが、試してみると脇を締めて肘をしっかり身体に押し付けられるし、腕の筋肉ではなく骨格で支えるので結構ラクだったりします。
あまりシリアスになりすぎず、それでいて自分のラクなスタイルを探ってみるのもサバゲーの楽しさなので、始めたての方はそのあたりの動画を探ってみるのも楽しいかも知れません。
おわり
防弾ツールの耐久試験やってみた(仮)
しりうすです。
ドーン
先日の防弾ツールの件でちょっとした試し打ちをやってみたらPET板が割れたので、とりあえず「完全に大丈夫というわけではない」ことは確認できました。
ひとまず行った確認は
この3つめのテストで割れました。再度強調しますが、至近距離ではなく接射で試しました。サバゲーですら滅多にない接射でのテストです。
PET板中央に灰色になっている箇所がわずかに見えますが、そこがセミオートで撃ち込んだところ。自分の指の爪で引っ掻いてみて、かろうじて凹んでいるのが分かる程度でした。
そしてフルオートの試験のときに跳弾を嫌がって布を上に被せて撃ったのですが、そのときに中央ではなく、おそらく強度的に弱めな上側を撃ってしまいました。結果は写真の通り穴が開いていますね。
なお、ガスガンは20発ほどぶち込んでみましたが、凹みひとつ付きませんでした。
フェアな実験ではなかった
今回は何も考えずに「そもそも割れるのかなこれ?」と思って試してみたのでちゃんとした強度試験ではありません。というかPET板1枚ではできる試験に限りがある。大本のPET板にはまだ面積に余裕があるので、同程度のサイズのものを複数枚切り出して再度試験するつもりでいます。
ひとまず現段階で述べられる結論としては以下の通り。
- 初速80前半のセミオート接射でようやくPET板表面が曇る程度の強度。つまり複数枚重ねれば安泰
- フィールドの貸し出し品程度のものなら耐えられると思う
- それ以上の速度で叩き込まれるとちょっとマズいかも
- 割れたのは83m/sの「接射」であることを考慮すると、銃口の前に飛び出したりしない限りは割られることはない(と思う。たぶん。)
こんなところでしょうか。ん~、弾速を弄る系のカスタムってやったことがないので弾速系が家にないのです。こういうときに必要になるんですねぇ。仕事見つけたら買います。取り急ぎこれで。
おわり
サバゲーのゲーム内で撮影するために防弾ツールを作ってみた
しりうすです。
ちょっと前にamazonで安く手に入れたCanon EOS KISS X7iって一眼レフカメラでちょこちょこ撮影したりしてます。
こんなやつですね。結構いいカメラですが使いこなせてる気はしないので回数をこなして慣れていこうと思ってます。
さて。先日、ユニオンベースで行われた某サバゲーにお誘い頂いたのでせっかくだからカメラに防弾を施すことで「サバゲーのゲーム中に持ち込んでも大丈夫なカメラ」を目指し、防弾ツールを作ってみました。
転ばぬ先の杖
サバゲーとは初速90m超のスピードでBB弾が飛び交うゲームです。サバゲーで使う光学機器が被弾して割れるなんて話もよく聞きます。EOTechのレプリカホロサイトは物によって1万しなかったりですが、それでも割れたら悲しい出費。ホロサイトで悲しいのですから、一眼レフカメラのレンズなんて割れたら大泣きするわけです。
「レンズに直撃なんてめったに無いのでは?」という疑問が湧くかも知れませんが、実際にサバゲーをやっていても「少しはみ出ていた靴のつま先」を正確に狙われて1発被弾してヒットなんてことが普通に起こりうる世界です。守っておいて損は無いのです。
何が必要?
カメラの命はなんと言ってもレンズ。本体へのダメージが少ないことに越したことは無いですが、レンズは他のカメラにも流用できますしこれだけはなんとしてもガードしたい。というか本体はプラスチックだけどレンズはガラスなのでBB弾にはおそらく耐えられないので絶対死守。
なので、レンズ部だけガードするものを今回は考えました。
材料
必要な材料はたったの2つ。どちらもホームセンターコーナンで揃えました。
- スポンジ(加工用のでかいやつ)
- 変形ポリエチレンテレフタレート板(PET板・2mm厚)
作り方はとっても簡単でスポンジを四角く、そしてレンズ部を「ねじ込む」ことができる程度の穴を中央に作ります。スポンジがキレイに切れませんでしたが、もげたりはしないのでこれでOK。
次にスポンジに切れ目を入れます。ここにPET板を差し込むだけです。
完成
完成形はこんな感じ。スポンジ四角く切って真ん中くり抜いてPET板適当なサイズにしてぶっ刺してカメラをねじ込んだだけです。
黄色く輝くスポンジがダサい。しかしこの色のスポンジを選んだのにも理由があります。蛍光色にすることで銃ではないことをアピールするためです。
銃の識別のために
海外のサバゲー事情から得た知見なのですが、海外で取り扱われるエアガンには総じてオレンジ色のキャップが先端についています。実銃とひと目で区別するためのものです。
海外では銃の携行が認められている国が多いので、おもちゃであることをしっかりと示さないとトラブルに巻き込まれます。誤射や死亡事故に発展するケースもあります。
日本国内では猟師でもない限りは一般人が銃を所持することは認められていませんから、エアガンの先端に「雰囲気を損ねる蛍光色の何か」が付いていることはありえないのです。
実際に「このツールのおかげで撮影者だと気がついたので誤射されなかった」かどうか…は実はわかりません。なぜなら撮影班用の蛍光オレンジのジャケットを貸してもらえたからですorz
防弾の効果は
さて肝心の効果ですが、フィールドにて1回PET板に被弾し、ノーダメージでした!というか写真はサバゲーを行ったあとの写真です。傷一つ付いていないのがおわかりでしょう。
具体的な強度実験はこれから
実を言うと強度実験はしていませんでした。というのも2mmのPET板って触ってみると分かるんですが結構頑丈です。試しにドリルで穴を開けたりもしましたが「これをプラスチックで貫くのは無理だろう」という手応えがありました。
カメラ映り
PET板は透明度が高いのでカメラ映りにはそんなに影響がなかったと思われます。試しに現地で撮ってきた写真を少し貼ります(防弾ツールをつけた状態で、人の顔の映っていない写真がこれくらいしかなかった)
結局使えるの?どうなの?
少なくとも自分は使えると判断しました。屋外で行うサバゲーって交戦距離が遠いので弾は減速してますし問題はないというのが根拠です。ただ屋内でのサバゲーはエアガンから出たてのBB弾が襲ってくるので、屋内でこのツールを使う場合は事前に強度テストをしておきたいと思います。もしくはPET板を2枚重ねにするかもしれませんね。
最後は現地で榛名さん(ヒガシノフさん: @shinohu_mk12)とのツーショットで。(右下のフンフーンって感じのやつが私です)
おわり
スピードソフトから考えるサバゲーのこれから
しりうすです。
サバゲーを遊んでいると、いろんなプレイスタイルを目にしますよね。「今日始めました」みたいな人は私服にレンタルのフェイスマスクだけ、「結構やっててこだわりがある」人はガッチガチのマジモン装備になったりするわけです。
そんなプレイスタイルですが、「雰囲気重視」「実際の軍隊が使うような重装備」といったマジモンなプレイスタイル(もしくはゲーム形式)を英語ではMilsimといいます。Militaly Simulation(ミリタリーシミュレーション)の略なので、「ミリシミュ」と呼ぶのが日本語としては正しいでしょうか。一方で、「軽快な移動を重視」「スポーティな格好」「勝つための装備」などの「サバゲーをスポーツとして軽快に楽しむ」スタイルをSpeed Soft(スピードソフト)といいます。
…言葉だけじゃアレなので画像を貼りますね。
見た目、結構よくない?
これはあくまでTシャツのガラの絵なので明確な定義ではありませんが、概ねのイメージとしてはそんなにズレたものではないと思います。
ヘルメットはオフロードバイクのレース用か何かに見えるし、マガジンは常に特大サイズ(「リロードなんてカスのやることだ!」と書いてある)、トリガーは握り外し防止のために長く改造、パンツにいたってはBDUというより迷彩柄のハーフパンツにジョギングタイツが見えている始末…どうでしょうこの格好。こういう雰囲気でプレイする人は私の身近には少なくとも一人しかいません。少数派です。
実物装備がお好きな方は見ていて頭が痛くなるかもしれませんし、実際海外でも「サバゲーとスピードソフトを一緒にすんな!」とプンスカする人も結構いる様子。
ですがコーディネートの幅が広く「見た目がゴテゴテしていない」のでスマートな見た目がしますよね。なんだかゲームのキャラクターに登場してきそうですし、一般的にはこっちのほうがウケが良いんじゃないかと思っています。また、これも一つのサバゲーに対する愛のかたちなのだと思います。
もっとサバゲー人口が増えて欲しいから
実は私はスピードソフトな格好をしてくれるプレイヤーが増えてくれないかなと思っています。というのもサバゲーを極めて行くと、だいたい浮かんでくるイメージって本当に「軍隊」そのものですよね。なんだか重苦しくて、某憲法の某条が嫌いな人がガソリンをぶっかけてきそうな雰囲気を感じるのです(なお私の装備は全身A-TACSなのでガソリンぶっかけられる側です)。
ですがサバゲーって本質は「モノを発射して当たったら勝ち」というドッジボールに近いシンプルなもので、そこに軍隊の思想とか、軍靴の音とか、そういったややこしいものはなるべく挟まないほうがみんな楽しめるんじゃないでしょうか。そういう意味で、実際の軍隊を想起させないスタイルが流行してくれたら、東京マルイも実物銃以外の系統を作ってくれたりして儲かって、実物路線も架空銃もガンガン作るようになって〜という好循環が起きたりしないかなと妄想しているのです。
古くからミリタリーがお好きな方の中には「若くて何もわかってない奴がミリタリーに興味持って、人や動物にエアガン撃ったりされると困るから嫌なんだよなぁ」って言う方いますよね。私も人や生き物に危害を加える連中は断じて許しませんが、人を拒絶してはダメです老害です。若い人の中には分別のついている者だってたくさんいるはずなのです。新しいものが入ってこないと、その空間は淀んで腐って消え去るだけなのです。
皆で楽しみたいし
ゲーム業界を見てて思いました。今は小難しいゲームは衰退傾向にあり、誰でも自由に楽しめるゲームが勝つ時代です。サバゲーも、そこから何かを学んでみても良いのではないかと思うのです。
「Milsimが衰退すればいいとでも!?」という脊髄反射もあるかも知れませんが、私は衰退はしないと思います。世界中に国や人種がある限り「軍隊」というものは不滅ですし、サバゲーには「歴史」という強い味方がいます。大日本帝国陸軍の格好やベトナム戦争の格好をしたプレイヤーから得られるインパクトはすさまじいですよね。MG42を持ってくる人なんていたら、開幕1秒でヒットコールしててもそれだけで英雄です。そういう人たちも尊重しつつ、スポーティな人たちが入ってきて皆で交流して楽しめたら良いのになぁ、と思うのです。
夢を語るだけ語ったら眠くなりました。
おわり
海外のエアガン弾速表記と制限
しりうすです。
海外のエアガン通販サイト等を見ていると、しばしば「FPS」という表記を目にすると思います。First-Person Shooterゲーをよくやる自分としては毎度反応してしまう単語ですが、これは"Feet Per Second(フィート/秒)"を指します。つまりはBB弾の弾速の単位なのですね。
換算なんかしなくても覚えてしまえ
フィートはいわゆるヤード・ポンド法の中の単位の一つ。この差異はアメリカ人が「ポケモンGOがヤード・ポンド法じゃなくてSI基本単位使ってる…」と苦戦していたのが記憶に新しいですね。
そんなフィートはメートル換算すると 0.3048メートルというなんとも微妙な単位。換算するのがちょっと面倒くさいので、日本の銃刀法に触れない上限の弾速を覚えてしまいましょう。
以下にジュール換算表を示します。
ここで我々が気にしなければいけないのは「Joules(ジュール数)」ですね。日本の銃刀法では0.989Jを超えるものは準空気銃となり、銃刀法違反で逮捕です。
色のついたマスの中にあるのがジュール数なので、もっとも0.989に近い数値を見つけてみましょう。左右のマスは弾が軽く、右へ行くほど弾が重いときのジュール数です。
0.2g弾のときは320FPS、0.28g弾のときは270FPSが表を見た限りでのギリギリの値ですね。厳密には321.522feetが98mですが、20g時は「320」で覚えておくのがキリも良いでしょう。
意外と厳しいイギリス
海外のエアガン事情になると「時速130m/sくらい出して遊んでるんだろ?こえーな」とか言う人を見ますが、それは国によりけり*1。イギリスだとフィールドによっては0.2g弾で350FPS(106m/s, 1.14J)でもOKなところもあれば、290FPS(88.39m/s, 0.78J)に制限されているところもあるようです。
濃い黄緑色はアメリカ合衆国カリフォルニア州内の「ほとんど」で認可されている範囲です。「ほとんど」なのでダメなフィールドもあるようです。
英語版のwikipediaの引用になりますが
(前略)... but projectiles expelled from any type of airsoft guns can travel as low as 65 ft/s (20 m/s) to more than 700 ft/s (210 m/s) and are capable of breaking skin at 300 ft/s (91 m/s).
(300FPS(91m/s)以上になると直撃で皮膚が割ける可能性がある)
という表記があるので、*2怪我のことを全く考えてないなんてことは決してない。これは頭に入れておきたいですね。
銃社会ってのもあるかも知れないけど…
速度制限の上限について、「海外は銃社会だからな」という話も良く聞きます。確かに日本は投射物に対しては色々厳しいですが、別に海外だからヌルいというわけでもないのだと思います。
例えば先日貼った東京マルイM870ダブルバレル改造の動画ではHigh Ground Airsoftというフィールドが舞台でした。
これ、結構広いフィールドですよね。ヘタしたら日本の屋外フィールドでこれより狭いところありますよね多分。室内でさえこの広さですから、屋外フィールドはもっと大きい。
そんなフィールドで0.989J制限がかかっていたら、どうなるか…おそらくかなりホップアップをかける必要があったり、0.25g、0.28g弾を諦めなければいけなくなるかも知れません。
従ってあちらの弾速の上限が日本より大きいのは、「この環境で楽しむにはこれくらいなきゃダメなんよ」と考えた上でのルール設定なんじゃないかなと思ってます。日本では法律で決まってしまったので今更どうにもできませんが、○○平方メートル以上の広大なフィールドではローカルルールで1.2J解禁みたいな柔軟さがあったら、サバゲーはまた違った楽しさがあったのかなと妄想したりしたのでした。
おわり
*1:っていうか130m/sなんて見たことないわ!
男のロマン・仕込み銃
しりうすです。
世の中には色んな銃があるもので、「仕込み銃」で調べると色んな物が出てきます。
古くはアメコミの代表作「バットマン」の悪役"ペンギン"は傘に仕込んだ銃を使うし、「スペースコブラ」のサイコガンも一つの仕込み銃と言えるでしょう。
映画「デスペラード」ではあの超有名な*1「デスペラード撃ち」のギターケース型ロケットランチャー*2があれば、映画「キングスマン」ではハリー・ハートの仕込み傘は防弾機能、麻酔弾・感電弾などを搭載する始末。
私の大好きな漫画「トライガン」では主人公ヴァッシュ・ザ・スタンピードの左腕は義手兼サブマシンガンですし、牧師(?)のニコラス・D・ウルフウッドは大きな十字架に見せかけた機関砲+ロケットランチャーを搭載した個人兵装「パニッシャー」を使いこなします。
いかん話が長くなった。
いずれにせよ、敵の不意をつける武器というものにはロマンがあります。第二次世界大戦時にもナチス・ドイツが「バックルピストル」というものを開発していた歴史があります。
ようやく本題に入りますが、「仕込みエアガン」としてリスト・エアガンを自作している動画がありましたのでご紹介です。
UMAREXのマイクロウージーのメカボックスを使用していますね。この手首の装備は「リストガード」で調べれば出てきます。ローラーブレード*3で移動する際は必需品です。押しスイッチ式にして、スパイダーマンのように中指・薬指を折り曲げると発射できる仕組みです。マガジンのハンドメイド感が非常によろしい。
アイデアとしては非常に面白いのですが、フィールド外ではエアガンからはマガジンを外した状態にしておくのがサバゲーの鉄則。そのため実用化するにはマガジン周りの調整が必要そうですね。
前述の仕込み銃として活用するのももちろんですが、ターミネーター戦*4などで手持ち武器とは別にこれを装備して弾幕ごっこをするのも楽しいかも知れません。
おわり