3Dプリンタにwebカメラをつける・つけた

3Dプリンタの遠隔操作化を達成したので一段落…しかしもうちょっとエクスペリエンスというか体験感というか、なんかこう楽しんでる感じを倍増させたい何かが欲しかったのでOctoPrintの仕様を色々あさっていました。

http://sirius.hatenadiary.com/entry/2019/12/23/021854 で書いたことですがOctoPrintはwebカメラを接続することでタイムラプス動画を撮ることができます。早速接続してみることにしました

電力不足?によるOctoPrint自体の不調

前の記事でbluetoothによる遠隔操作化を達成させるため、OctoPrintが走っているRaspberry PiのUSBポートx2を占めているのは、

1. CR-10に伸びるUSBケーブル

2. Arduino Uno R3クローン機に伸びるUSBケーブル

ですので、USBハブを接続してwebカメラ用のためにUSBポートを増やすことにしました。使用したカメラはLogicoolのC615でこちらです。

https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/hd-webcam-c615n

しかしUSBハブを接続してカメラをつけたあたりでOctoPrintがうまく動作していないことに気づきました。USBハブを外した状態(CR-10に伸びるUSBケーブルだけの状態)でRaspiをリブートすると問題なし。つまりこれはハブより向こう側の問題…

結局空いたUSBポートにwebカメラのみ挿した状態でも動作がうまくいくことがわかったので、Arduinoの電源供給源だったUSBポートは別の電源から頂くことにしました。

OctoPrintのデフォルト vs OctoLapse

下のほう(Twitter時系列的にあと)のほうがOctoPrintデフォルトで、前のほうがOctoLapseです。OctoLapseのほうが好みですね。ノズルが中央に来た瞬間にキャプチャしているようなので、出力物が生えてくるような映像が見られます。

OctoPrintデフォルトのほうは全く設定はしていなくて、あえて言うならwebカメラの位置調整をしたくらい。OctoLapseはプロファイルからCR-10用のものを選んで動画の長さをいじったくらいだったと思います。あとは自前のVegasで4倍速くらいにした動画をTwitterに貼った次第です。

気の遠くなる出力時間が楽しみになってきた

普通3Dプリンタでモノを出力しているときって結構暇なんです。まー人間がやりたくない作業を機械に委託してるから当然っちゃ当然なんですが…起動初日の数時間は出来上がっていく要素を見るのは間違いなく楽しかったと断言しますが、だんだんとその待たされる時間というのが気だるく感じるようになったのも事実です。

しかしながらその待った過程をこのように映像化してしまうと、退屈だった待ち時間が一つのコンテンツに変化するのは興味深い点だと思います。これにBGMとかつけたりすれば動画のネタになったりしますし。

 

さて、次は何をしようかな…とか考えてましたがもう年末ですし大きなプロジェクトはやめときます。フィラメントもそろそろ残り100mを切ってきたので新しく購入することも考えなくちゃ。